夢を追う男はよく見えるけど、実は

夢を諦めたときに気付いてたら

実は、私も夢を諦めたことのある一人です。 司法試験の勉強を死にものぐるいで、合計約八年間続け、その結果とうとう試験に合格しませんでした。 そのとき気が付いたのは、この夢は自分の本心からの望みではなかったこと。 周囲の期待、親の期待に押され、いつの間にか自分の夢でもあると思いこんでいたにすぎなかった、ということがわかったのです。 夢を追いかけたこと自体を後悔はしていません。後悔したら自分のこれまでの人生を否定することになってしまいます。 ただ、これほどの時間と労力をかける前に、立ち止まって考えることができていたら…と思うことはあります。 現在、夢を追いかけている方に聞きます。 その夢は、本当に自分自身が本心から望んだことなのでしょうか? 周囲に影響され、いつの間にかこれが自分の夢だと信じ込んでしまったものではないのでしょうか? 是非、このことについて一度、胸に手を当ててじっくりと考えていただきたいのです。 ビートたけしさんが、確かビールの宣伝で、「才能がある人というのは、自分が何に向いているか知っている人だ」とおっしゃっていましたが、まさしくそのとおりだと思います。 「自分が何に向いているか」については、おそらくですが、大人よりも子供のほうが自分をよく知っています。 子供は自分の欲望に正直で、変な打算を持っていないからです。 あなたの夢は子供のころからの夢ですか? あるいはそこまで行かずとも、子供のころ好きだったことや、飽きずに続けられたことに関連する夢ですか? もし、あなたが、そういったものとぜんぜん違う方向性で夢を追いかけていて、しかも追いかけることそのものが非常に苦しい、というような状況に陥っていたとしたら、一度立ち止まって深呼吸し、よく考えてみた方がいいと思います。 信頼できる人、自分と相性のいい人に相談するのも一つの手です。 その夢は、本当のあなたの夢ではないのかもしれません。 人生は一度きり、その時間は大切に使ってくださいね。